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側弯症に関する書籍紹介③

側弯症を治す

こちらは整体師さんの書かれた本で、おそらく一番側弯症に関しては読まれているのではないでしょうか。

題名が衝撃的です。

 

医学では基本的に「側弯症=治らない」が常識ですからそこに「治す」と言い切ってしまう。

 

医療者ではない整体師さんらしい表現と感覚だなと思います。

研究や過去の論文ではなく、目の前の困っている患者さんにひたすら寄り添ってこられたのでしょう。

書籍にも改善された方々の実績が紹介されています。

確かに変化された方がいるということは全てが素人のまぐれではないでしょう。

私が見てもエクササイズは的を得ているものもあります。

もちろん?なものもあります。

 

ただ、この著者の困っている方に何もしないではなく、良かれと思うことを寄り添って行っていく姿勢は素晴らしいと思いました。

 

医師の中では治るなんて医学的根拠のないケシカラン本だ!という方もいます。

でも医学的に効果がないと言い切る研究もまた大変です。

効果が出ているケースがある以上否定も難しいのです。

 

であればこのような改善例の何がよかったのかを科学的に検証すればいいのです。

患者さんにとっては整体でも医療でも改善するのであれば別にどちらでもいいのです。

それぞれが患者さんではなく、自分の立場を主張すると批判と否定しか生まれません。

 

私も医療者の端くれですが、民間療法にもいいところはありますしそもそも、医療という名で行っているだけで、民間と全く変わらない方法などもあります。

運動療法は特に混在しています。

〇〇法という名がついて医療で提供されていますが、実際は〇〇さんが見つけた方法ということで研究から出てくるものではありません。

まずは実践と臨床の知見です。

研究は全てその後に検証として行われます。

 

この本のいいところは実践と臨床のまとめであることです。

ただ、細かいところでは医療者ではないので医学的に間違っている記述も見られます。

参考にはなりますが、信頼という意味ではやはり整体師さんの本という前提で読むことが必要です。