2004年にイタリア人のDr. Negrini、PT Michele によってこの方法が確立されました。
ISICO(イタリア脊椎センター)で開発された運動療法で、日常生活の中での自己矯正方法の習得を特徴とします。
40000人のデータを元に、300近い論文を出し、ヨーロッパで一番科学性が高いメソッドとして、世界をリードしています。
今までISICOにかかって手術に移行したのはたった6%という驚異的な悪化防止効果を発揮しています。
SEASの開発者であるMicheleは40年以上の治療経験を有し、Dr以外でセラピストで初めてSOSORT(側弯症のリハビリ保存療法学会)の大会長を歴任した方でもあります。
SEASの養成講座はLevelごとに3日間で構成されています。
Level1は主に思春期特発性側弯症について、Level2は成人の側弯症について学びます。
世界中でコースが開催されていますが、日本では2025年に初めて脊柱トレーニング研究会が招聘し開催されました。
3日目には実際の患者さんをケースとして、より実践的な対応方法を学びます。
正式なSEAS®の認定取得過程を終了したものがSEASインストラクターとして認められています。
日本では20名が認定されています。