脊柱トレーニング研究会 学術集会

 

側弯症のための運動療法の最新の知見を押さえるとともに、臨床での実践報告を踏まえてアップデートする場です。会場・オンラインの同時開催です。

 

 

◉大会長挨拶

この度、第1回脊柱トレーニング研究会 学術集会を開催することとなりました。

私個人としてはドイツのSchroth法から始まり、側弯症の保存療法に携わって10年以上が過ぎました。webサイトの開設や書籍の監訳などでなんとか国民に知って欲しいと活動してきて、徐々に日本での保存療法の認知度が向上してきた印象があります。

また、有)湘南義肢研究所様のご協力のもと側弯症保存療法の臨床結果も出てきました。

本年5月のイタリアSEASレベル1コース日本初開催を経て、更にこれからより良い保存療法の確立に向けて歩みを進めたいと思っております。

これからの10年は、数字やデータで世の中に保存療法の価値を示していく段階だと考えています。我々の日々の臨床をしっかりと形として残し、症例報告から調査報告、さらに進めて介入研究などを通して、誰もが納得する理論と臨床システムを構築する必要があります。我々が、日本の側弯症保存療法の礎を築くつもりで進んでいきましょう。これ以上曖昧な経過観察で悲しむ方を減らすように、皆様の活発な参加を期待しております。

中村 尚人 (Nakamura Naoto)

 

側弯トレーニング®️考案者

 

理学療法士

シュロスセラピスト

シュロス・ベスト・プラクティス Basic修了

SEAS Level1修了


開催概要

脊柱トレーニング研究会 第1回学術集会 

 

開催日程:2025年10月25日(土) 9:30-16:30

開催方法:会場対面/zoom配信のハイブリット開催

会  場:東京たま未来メッセ(東京都八王子市)

       アクセス

主  催:株式会社P3 脊柱トレーニング研究会事務局

協  力:一般社団法人日本ヘルスファウンデーション協会

プログラム

9:30 〜 受付開始
10:00 〜 12:00

一般口演(4演題)

演題募集要項(PDF) >>

13:00 〜 13:45

依頼講演

「保存療法における装具の役割」

講師:大石 好幸(義肢装具士/有限会社湘南義肢研究所代表取締役)

14:00 〜 15:00

招待講演

「脊柱側彎症〜カイロプラクティック的視点から〜」

講師:五十嵐 由樹(Doctor of Chiropractic/KYSカイロプラクティックオフィス院長)

15:15 〜 16:15

シンポジウム

「世界と日本の保存治療」

16:15 〜 閉会

  一般口演  

 

発表者:脊柱トレーニング研究会会員

演題登録期間 2025年8月31日まで

演題募集要項.pdf  (ダウンロード) >>

  依頼講演  

「保存療法における装具の役割」

講師:大石 好幸

 

 

義肢装具士/認定座位保持装置製作技術者/

認定靴型装具製作技術者/日本義肢装具学会認定士

 

《経歴》

平成5年3月 横浜国立大学工学部物質工学科卒業

平成5年4月 有限会社湘南義肢研究所入社

平成18年1月 有限会社湘南グッドライフインダストリー代表取締役

令和3年2月 有限会社湘南義肢研究所代表取締役

 


古代より脊柱を支える体幹装具は文献や遺跡からも、その痕跡を知ることが出来る。

また、整形外科のシンボルマークは骨格変形の矯正を意味しており、体幹装具もその方法の一つとして用いられた。

側弯症に対する体幹装具はまさに脊柱変形の矯正を目的として、過去から現在まで様々なデザインが開発されている。

現在では殆ど見ることがなくなったミルウォーキーブレースから、主流となっているボストンブレース。更に最近でのシェノーブレースなど装具そのものの概念が時代と共に変化している。

側弯症用体幹装具の歴史と共に、現在の装具への変革、更にはこれからの装具の役割について解説する。

 特別講演  

「脊柱側彎症〜カイロプラクティック的視点から〜」

講師:五十嵐 由樹

 

 

Doctor of Chiropractic/Applied Kinesiologist/

柔道整復師/柔道整復師専科教員

 

《経歴》

米国National College of Chiropractic 卒 

豪州RMIT大学日本校講師

豪州Murdoch大学客員上級講師

米国Carrick Instituteカイロプラクティック神経学卒後教育課程公認講師

山野医療専門学校 専科教員

KIZUカイロプラクティック日本橋本院テクニカルマネージャー 

KYSカイロプラクティックオフィス院長

 


様々な脊柱の障害を主眼に置きケアマネジメントを構築するカイロプラクティックにおいても側彎症への様々なアプローチが報告されてきました。

脊柱側彎症に対するカイロプラクティック的知見は、整形外科とはアプローチや視点で異なる部分があります。カイロプラクティックでは、脊柱の機能異常(サブラクセーション)は神経系機能・筋肉バランス・生活習慣の統合的な結果と考えています。

この講演では独特なカイロプラクティック的評価アプローチの一例を紹介します。

 シンポジウム  

世界と日本の保存治療

参加申込

 

参加費 :脊柱トレーニング研究会 会員 5,775円(税込)

     一般             8,085円(税込)

 

 

脊柱トレーニング研究会 会員は参加費の割引がございます。ご登録のメールアドレス宛にご案内をお送りしますので、専用URLよりお申込みください。